GLS予備校(塾 大学受験 高校受験 福岡)
塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡
塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡
塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡 塾 予備校 個別指導 大学受験 高校受験 福岡




 毎日新聞(福岡版)朝刊(2014.5.12)で原田が紹介されました。記事は上の画像をクリックしてお読みください。


 プレジデントファミリー2013年3月号、4月号に原田による数学、英語の記事が掲載されました。


 日経ビジネスオンライン(2012.4.10)でGLS予備校が紹介されました。記事は上のサムネイルをクリックしてお読みください。


 「The Japan Times」(2011.12.23)で原田が掲載されました。 記事は上の画像をクリックしてお読みください。なお、記事の全訳はこちらに載せております。


 「月刊 私塾界」(2010.9)で紹介されました。 記事は上の画像をクリックしてお読みください。


鹿児島ラ・サールのカリキュラム

 ラ・サールがが一体どういうカリキュラムを組んでいるのか、興味のある方がいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、私(原田)が在籍していた当時(10年以上前)のラ・サールが使用していた教材を一部紹介することにしました。 全てかなり昔のものなので、良くも悪くも現在のものとは違う点が多々ある、というのは強調しておきます。


鹿児島ラ・サールについて(知らない方向け)

 あのドラゴン桜で開成や灘と同じ「超進学校」と称されるほどの高校。 現在は実績がかなり下降していますが、私の同級生のうち、現役で東大に合格したのは60名(うち理三6名、文一18名)です。 加えて、九大医学部にも現役で十数名合格するなど、当時の進学実績は全国でもトップクラスでした。

 学生生活のうち、勉強面について紹介すると、中学寮では毎日3時間にも及ぶ「義務自習」なるものがあり、中学生のうちに強制的に勉強させられました。しかしそれ以上に特筆すべき点はやはりテストの数の多さでしょう。 年10回にも及ぶ定期テストに加え、「朝テスト」「週テスト」という名の課題テストがひっきりなしに行われました。 さらに、数多くの模試を受けさせられましたので、まさにテスト漬けと言ってもいいほどの環境でした。 学生のほとんどが塾や予備校を併用していなかった(そもそも周囲に塾や予備校などほとんどなかった)にも関わらず東大や医学部に何十人も合格していた理由はここにあります。

 しかし、勉強ばかりしているような生徒はほとんどいませんでした。多くの生徒は熱心に部活動や趣味や学校行事に取り組んでいました。勉強をしっかりやらせるだけでなく、行事に積極的に参加させ、また部活動も盛んでした。教師・生徒共に個性豊かな人ばかりで、学生生活は非常に楽しく有意義なものでした。


ラ・サールの英語

 日本人による授業と外国人による授業の2種類がありました。 リスニングや自由英作文、口語文読解の練習量が非常に多いことが特徴的でしょう。 これはリスニングや自由英作文、口語文読解が配点の多くを占める東大を明確に意識したカリキュラムだと思われます。 また外国人の授業では、洋楽(ビートルズ等の古いものから新しいものまで)やスラングをテストまでに暗記させていました。 日本人による授業では例文暗記と読解を主に取り扱います。文法はあまり重点的には取り扱いません。


教材名 使用時期 レビュー
『英作基本文例600』
(九教研)
中2〜高1  通称『600選』。テーマ毎にまとめられた暗唱用の英文が全部で600個。 南九州でしか売っていないのではないでしょうか。 英文が100個しかないドラゴンイングリッシュなんかとは比較になりません。 易しい英文からスタートしているということもあって、これの暗記を中2から始めます。 このレベルの英文を中学生のうちにしっかり暗記しておくことは非常に重要です。
『英作文のトレーニング実戦編』
(Z会出版)
高2〜高3  「別冊が欲しくてこのテキストを注文した」と教師に言わしめたテキストです。 300個の英文が載っている別冊を覚えてから本編の学習に入りました。 自由英作文対策にはあまり向きませんが、当時はこれの自由英作文編が無かったので仕方ありません。
『リード英語構文137』
(美誠社)
高1  とうの昔に絶版になっていますが、『英語の構文150』の類書です。 構文150と同様に英文が大量に(600個くらい)載っているので、その全ての和訳をノートに書いて提出させていました。 全部訳し切れば基本的な和訳の力はしっかりとつくでしょう。
『練成講座SIRIUS 英語 中1発展編』
(育伸社)
中1  殆どが文法問題で、同じような問題がくどいくらい掲載されている点がいかにも塾用教材といった感じです。 初学者にとっては難度が高い上に解説がほとんどないので、独習はかなりの苦労を強いられるでしょう。 にもかかわらず、これを一冊渡して「夏休みに全部終わらせて来い」と指示されました。 せめてこれが問題なく解けるくらい授業が進んでいれば良かったのですが…。
『フォーカス総合英語』
(啓林館)
高1  フォレストなどと同種の分厚い文法参考書です。これの内容を自分の言葉でまとめてノート提出しろという課題が出ました。 既にまとまったテキストを自分の言葉でさらにまとめる、というのはある意味難しかったです。
『即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習』
(桐原書店)
高2〜高3  通称『即ゼミ』または『英頻』。難関私大受験者用の網羅型文法問題集ですので、東大とは傾向が違います。 読解の教師がゼミ熟をやらせていたせいで、文法の教師としてはこれを使って不足分を補うしかなかったのでしょうね。 単純に私大受験者のことも考えてやらせていたのかもしれませんが。
『全解説 頻出英文法・語法問題1000』
(桐原書店)
高2〜高3  4択の文法問題が1000個(復習編も含めれば1200くらい)載っているテキストです。 これも東大向けではありません。即ゼミといいこれといい、グラマーでは割と私立向けの問題集をやらせていました。
『シグマ標準英単語3000』
(文英堂)
中3  唯一使わせていた丸暗記型の単語帳です。散々読み込みと例文暗記をやらせた後の使用なので、 この単語帳で覚えるというよりは、この単語帳で定着していなかった単語のチェックをしていました。
『速読英単語 必修編 第2版』
(Z会出版)
高2  今更語るまでもない超有名テキストですが、第2版までと第3版以降とでは英文のレベルが全く違います。 第3版以降はかなり易しくなりましたが、第2版までは難解な構造を多く含む非常に力のつくテキストです。これをひたすら読み込ませていました。 テストで速単が範囲になる時は、「読み込んでいないとまず解けない」ような穴埋め問題や並べ替え問題が多く出題されました。 なお、東大の定期試験でも「読み込んでいないとまず解けない」ような穴埋め問題や並べ替え問題が多く出題されます。
『速読英単語 上級編 第2版』
(Z会出版)
高3  現行の版は読みやすい文に難しい単語を埋め込んだいびつな構成なので、メインで使うならいびつな英文を出す大学にしか向きません。 それはともかく、第2版を使えば東大にも十分立ち向かえるでしょう。
『代ゼミ英熟語800』
(代々木ライブラリー)
高1〜高2  熟語帳はひどいものが多いのですが、これもその1つ。掲載されている熟語の種類やレベル設定がかなり適当です。 教師曰く「例年は桐原の熟語帳を使っているらしいんだけど、試しにこれを使ってみることにする」とのことでした。実験?
『実力完成問題集 英語3年』
(正進社)
中2  有名な塾用教材です。中学生対象の塾では使用していた所も多いのではないでしょうか。 中学英語が一通り終了したので、演習用の問題集を一冊入れたということなのでしょうね。
『サンシャインT教科書整理ノート』
(開隆堂)
高1  教科書を使う際は確かに教科書ノートを併用した方がよいです。 しかし、何故か中3(マイルストーン)と高1(サンシャイン)でそれぞれ違う出版社の英語1の教科書を使っていました。 おまけに教科書ノートを使用したのは高1の時のみ。 ほとんど無意味なことだと思います。英語1って2回もやるもんじゃないです。
『魔法の長文解法』
(学研)
高1〜高2  読解の解法本ですが、質の低さは言及するのも憚られます。 これを課題で出すというだけでもどうかしているのに、授業でも扱っていました。
『英語長文問題精講』
(旺文社)
高2〜高3  長文が60題収録されていますが、特に後半部分は非常に難度が高いです。 東大対策にしてもやりすぎという気はしなくもないですが、難度の高い口語文が収録されている点は非常に貴重なので、 力のある人がやればそれなりに効果は期待出来ます。 高2で1周、高3で1周というように2周させていました。
『Make Your Ascent to Better English Reading』
(数研出版)
高2  今でも色んな学校でよく課題として配られている読解演習用の薄い問題集です。 特筆すべき点はありません。
『CRESCENT』
(啓隆社)
高2  これもよくある演習用の薄い問題集です。 20章に分かれており、それぞれに文法問題1つと長文問題1つが収録されています。
『PROSPECT 英語総合問題演習4』
(桐原書店)
高3  これもよくある演習用の薄い問題集です。
『ラジオ 基礎英語1〜3』
(NHK出版)
中1〜中3  定期テストの範囲として指定されていました。 特に寮生にとってはラジオを聞くのが大変だったので、テキストだけを読んで勉強していた人も多いとか。 外国人の授業が多い上に例文暗記をやらせまくるので、このレベルはあまり必要ないかもしれません。 余談ですが、この基礎英語の中に出てきたイソップ物語の「クマと旅人」の全文を丸暗記させる教師もいたとか。
『ラジオ 英会話入門』
(NHK出版)
高1  後述している『英会話』のワンランク下のラジオ番組です。これを高1の間に終わらせて英会話に繋ぎます。
『ラジオ 英会話』
(NHK出版)
高2〜高3  定番だったリスニング対策用のラジオ番組です。高2、高3の二年間これをやらされました。 但し学年によっては高3でビジネス英会話等をやらせていたようです。 どちらにせよ、東大はリスニングの配点が高いせいか、かなり重点的にやらされていたようです。
『Ryuhei龍平−ぼくは生きたい』
(桐原書店)
中3  薬害エイズの被害者で有名なあの川田龍平さんの著書を英訳したサイドリーダーです。 元が日本語だけにそう難解ではなく、中3でも十分読めるレベルでした。
『The Monkey's Paw』
『The Elephant Man』
『The Coldest Place on Earth』
『The Adventures of Huckleberry Finn』
『Kidnapped』など
(Oxford Bookworms Library)
中2〜3  オックスフォード大学出版局が出版している有名な多読教材で、400語レベル〜1000語レベルのものを中2〜中3にかけて10冊以上読まされました。 高2〜高3にかけてサイドリーダー課題として指定している高校も多いようですが、 実際そんなには難しくありませんので、普通の中学生でも英語をちゃんと勉強していれば読めます。

ラ・サールの数学

 入学後に毎回大量の予習を義務付けるというスパルタ方式の地獄の特訓により、数学は徹底的に鍛えられます。 長期休暇の課題では問題集を丸ごと1冊(場合によっては数冊)やらせていました。とにかく演習量が半端じゃない。


教材名 使用時期 レビュー
『中学新Aクラス問題集シリ−ズ 中学数学問題集 1年』
(昇龍堂)
中1前半  通称「Aクラス」。進学校でよく採用されている問題集なので知っている人も多いでしょう。 進学校で採用しているだけあって、問題数が多い上に難度の高いものも多数含まれます。これを半年間で終わらせます。
『中学新Aクラス問題集シリ−ズ 中学数学問題集 2年』
(昇龍堂)
中1後半  これも半年間で終わらせます。幾何分野で証明問題が出てくるので、証明の型をマスターするのが大変です。
『練成JACK 数学 中2発展編』
(育伸社)
中1後半  有名な塾用教材です。本来は1年間かけて使用するものですが、ラ・サールでは長期休暇の課題として一冊全てやってくるよう指示されました。 このように、長期休暇の課題は問題集丸ごと1冊、というのは基本パターンでした。
『中学新Aクラス問題集シリ−ズ 中学数学問題集 3年』
(昇龍堂)
中2前半  これも半年で潰します。代数分野は勉強すれば取れるけど、幾何分野は勉強しても得点が伸びないという人は多かったようです。 確かに幾何分野は代数分野以上にセンスの有無による差が出やすいのですが、原因はそれだけでなく 代数分野担当の先生と幾何分野担当の先生の力量に差がありすぎたからとも言えるかもしれません。
『高校入試問題集 数学の完成 難関国・私立校突破』
(教学研究社)
中2後半  中学数学のまとめということで使用。苦労してAクラスを潰してきた人にとっては易しい問題が並んでいます。 これで中学数学の総復習を終えた後にいよいよ高校数学へと入ります。
『日々のハイレベル演習』
(東京出版)
中2後半  「大学への数学」で有名な東京出版の出している、難関校の高校入試問題を集めた問題集です。 その名の通り難しい。高校の入試問題なんか遥かに凌駕しています。 高校を受ける人ですら必要としないのですから、まして高校受験をしない人がやる必要性があるのかどうかについては疑問の余地があります。 私個人としては大好きだったのですが、数学が大好きな人以外にとっては厳しいものがあったように思います。
『4trial数学T』
『4trial数学A』
(数研出版)
中3  教科傍用の問題集ですが、これは割と易しい部類に入ります。高校数学の初歩ということで配慮がなされたのでしょう。 ちなみに教科書は旧課程のさらに旧課程のものを使用していたので、数学Tに何故か分数関数や無理関数が入っていました。
『黄チャート解法と演習 数学T・A』
(数研出版)
中3

 当時の黄チャートのレベルは現行課程で言う青チャートに当たります。 これを課題にした朝テストでは、たとえ数学の力がある人でもいちいち考えていては解き終わらないくらいの量の問題が出されました。

 先生に出題の意図を聞いてみたところ、「黄チャートくらいの問題は解法が瞬時に浮かぶくらいでないとダメだから」と言われたように記憶しています。

『オリジナル数学U』
『オリジナル数学B』
(数研出版)
高1  教科傍用の問題集が突然最高難度のものに。どうして突然差し替えられたのでしょう。 誰かの入れ知恵? 初学者が扱うものではありませんし、熟練者でも扱うのはなかなか大変でしょう。 個人的には好きだったのですが、いくらスパルタとはいえ、いきなりこのレベルというのはさすがにやりすぎだったのかもしれません。
『黄チャート解法と演習 数学U・B』
(数研出版)
高1  TAに続き、UBも黄チャートです。 余談ですが、チャート式や後に出てくる1対1は解答の省略部分が多すぎるので、これだけで勉強していると答案作成力が身につかないのですが、ラ・サールではその欠点を授業の進め方を工夫することでうまく補強していました。
『スタンダード数学演習TUAB(受験編)』
(数研出版)
高2  近年の入試問題をメインに集めた問題集ですが、割とどうでもいい問題もそれなりにあります。 また、文系数学とは明らかに相性の悪い問題もあるので、文系の場合は全問解かせずに問題を選んで解くのが一番よい使い方でしょう。
『サンダイヤル数学UB+解』
(啓林館)
高2(文系)  私立文系型の問題が多いので東大志望にとってはほとんど役に立ちません。
『1対1対応の演習 数学TA』
『1対1対応の演習 数学U』
『1対1対応の演習 数学B』
(東京出版)
高2〜高3

 「大学への数学」で有名な東京出版が出した定番の解法本です。 東京出版のテキストは数学マニア向けの物が多いのですが、これはマニア以外にも有用な良書です。 現行版と違い、当時の版ならばこれを繰り返すだけでも東大文系に立ち向かえました。

 私はオリジナルをやり込んでいたため、1対1は配られたものの簡単過ぎてほとんど使わなかったのですが、オリジナルには歯が立たないけれどチャートはこなしていた、という人にはかなり有効だったはずです。 黄チャートといい1対1といい、カリキュラム上押さえるべき所はしっかりと押さえていた、ということですね。

 ちなみに、高2の夏休みの宿題は「1対1を3冊全部やって来い」という強烈なものでした。 3冊というのはTA、U、Bのことを指します。その3冊は、最終的に三周させられました。 1対1は物凄く大事なものだと位置付けられていたようです。

『オリジナル数学V』
『スタンダード・オリジナル数学C』
(数研出版)
高2〜高3
(理系)
 オリジナルもVCとなるとさらに強烈に難しくなり、また先生の授業が非常に高尚で難解だったこともあり、数学の得意な人たち以外はかなり苦戦していました。
『オリジナル数学演習TUAB(受験編)』
(数研出版)
高3  文系、理系ともにTUABはオリジナルを使っていましたが、オリジナルはあまりにも理系数学に偏りすぎていて文系の傾向には全く合っていないので、文系は傾向に合った問題集を使うなり、地歴の学習に時間を割くなりするほうが良かったように思います
『解法の探求T』
(東京出版)
高3  私にとっては名著でしたが、数学が苦手な人にとっては抵抗があったかもしれません。 凄い解法が詰まっているので先生としてはぜひやって欲しいものだったと思いますが、ここまでの解法を使うケースはそう多くはありません。 先生もそのあたりは分かっているようで、指示も「ただ読んでおきなさい」という程度でした。
『解法の探求U』
(東京出版)
高3(理系)  理系は1だけでなく2もやりました。1と同様、確かに凄い解法が詰まっていたので、私も個人的に買って読み込んでいました。 このシリーズは好きなんですが、基本的にはマニア向けだと思います。 数学科の先生は数学マニアが多かったので、好んで東京出版の参考書を使っていたようです。
『新数学演習』
(東京出版)
高3(理系)  先生がニヤニヤしながら「これより難しい問題集は多分無い」と言って配った問題集です。 数学を極めたいというマニアな受験生でもない限りやるものではないと思われますが、全員にやらせるあたりが凄いです。 効率的か非効率的かと言われれば、勿論非効率極まりないとは思いますが、 こういうのをやっていたおかげで、学校の成績は下位だったものの数学1点突破で理1理2に合格した、という人が何人かいました。
『文系数学70題』
(河合出版)
高3(文系)  珍しく難関国公立文系用の問題集です。 オリジナルをこなしてきた人にとっては簡単過ぎましたが、オリジナルにはついていけないが黄チャートや1対1は真面目にやった、という人にはぴったりのセレクトだったはずです。

ラ・サールの現代文

 授業では中1〜高2の間に教科書や文献の読解を行い、高3で東大やセンター型の演習を行いました。宅習課題としては問題集と漢字のテキストに加え、語彙力増強用のテキストが指示されていました。

 テストでは上に挙げたものに加え実力問題が課されますが、特筆すべきなのは センター型の問題(配点40点)で1問ミスをすると−10点されることでした。 「センター型なら満点取って然るべきだ」ということなのでしょうか。


教材名 使用時期 レビュー
『入試現代文へのアクセス』
(河合出版)
中3  現代文の読み方、解き方を丁寧に解説した名著です。大学受験用の参考書ですが、これを中3で使います。 易しい問題からスタートしますが、最終的にはMARCH・関関同立下位レベルまで到達します。これで解法を一通りマスターした後は大量の演習が待っています。
『現代文演習 小説問題の解法』
(桐原書店)
中3  薄い割にそれなりに解説が詳しいテキスト。出典は殆どが有名小説です。 中には擬古文で有名な「舞姫」も取り上げられていますが、擬古文は古文の学習がそれなりに進んでいないと太刀打ち出来ません。
『現代文演習 評論問題の解法』
(桐原書店)
高1前半  前述のテキストの評論バージョン。アクセス後に使う問題集としては割といい選択でしょう。 欲を言えば、これ以外にもこの時期にセンター演習を挟んだ方が良かったようにも思います。
『得点奪取 現代文』
(河合出版)
高1後半  論述答案の作り方を丁寧に解説した参考書です。 論述用のテキストとして最初に使うには最適です。早目にやっておくと他科目の答案作成にも非常に有効なので高1でやらせたのでしょう。文章も平易ですし。
『現代評論』
(啓林館)
高2前半  今では絶版になっています。 レイアウトや内容がやたらと古い問題集でした。 いきなり現トレに進むのも抵抗があるので、その前にやや堅めの問題集に慣れさせようという意図があったのでしょうか。
『現代文のトレーニング基礎編』
(Z会出版)
高2後半  今ではもう絶版になっています。基礎編という文字に騙されてはいけません。 4部構成でそれぞれに例題と練習問題が数題ずつ用意されていますが、 Z会のテキストということで解説が難解である上、問題には全く実戦的でないものが多く含まれます。アクセスや得奪を経てこれに入ると、一転して現代文が嫌いになる人もいるかもしれません。
『現代文のトレーニング記述編』
(Z会出版)
高3  入試現代文の問題集としては最高峰。というかはっきり入試レベルを超越しています。 京大国語で勝負しようという人なら使っても良いとは思いますが、そのような人はほとんどいないでしょう。 本文、設問、そして解説とどれをとっても非常に難解で、古き良きZ会をそのまま堪能できます。 一般受験生向けではなく受験マニア向けといって間違いないでしょう。間違っても学校採用するようなものではないと思いますが。
『表覧演習 常用漢字の基礎』
(京都書房)
中1  漢字そのものは常用漢字ということもあってそう難しくはありませんが、中1にとっては見たこともないような熟語が数多く収録されているため、一冊やり切れば語彙力がそこそこアップします。 ただし熟語の意味が載っていないので、辞書を引きまくらないといけないのが厄介です。漢字テストの勉強時間の半分以上は辞書を引くのに費やすことも多々。
『日本語チェック2000辞典』
(京都書房)
中3or高1  中学からいる人は中3でやり、高校から入った人は高1でやらされました。その名の通り、2000語もの二字〜四字熟語、慣用句、故事成語、現代文用語が収録されています。 これを全部覚えさせられます。内容はともかく、例題と詳細な意味が載っているのが生徒にとっては救いです。
『段階式 精選文字力問題』
(九教研)
 通称「文字力」。やたらめったら漢字や四字熟語を詰め込んだテキストです。さらに言葉の意味や例文など載っていません。辞書を引く作業が必要なのは言うまでもありません。 こういうテキストを何冊もやらせるところがらしいと言えるのでしょうが、それらをやる時間を古文に回した方がいいのではないか、とも思います。
『MD現代文・小論文』
(朝日出版社)
高2〜高3  大学入試に必要な4000語を掲載した、辞書、問題集、用語集の機能を持つ辞典。繰り返し断っておきますが、これは辞典です。 なんと、これを全て暗記させていたのです。2000語や漢字テキスト数冊を全て合計すると、のべ10000語くらいは暗記させられているでしょう。
『大学入試頻出漢字ランキングベスト3000』
(早稲田教育出版)
高3後半  散々分厚い漢字テキストや辞書本を合計で10冊近く暗記させた後での最後の総仕上げ。 頻出漢字を集めたテキストなら、わざわざこれを使わなくとも、他にいくらでも良書がありました。

ラ・サールの古文

 中1で国文法を扱い、中2から古文を始めています。5年間も古文をやったのに古文の平均点が他の進学校より悪かったとか、文系より理系の方にいい教師が当てられたため理系の方が古文の平均点が 高くなってしまったとかいうように、問題は山積していました。

授業の進め方としては中2で厚い文法教科書を一冊やり、中3で簡単な説話集を扱いました。 高1からは教科書。授業とは別に単語帳と読み物が課題として出されるようになりました。 不思議なことに、受験期になっても授業中に一切演習を行いませんでした。


教材名 使用時期 レビュー
『シグマ標準古文単語』
(文英堂)
高1  高1でやらせる単語帳としてはごくごく標準的なレベルです。 何故この後にあの単語帳が来るのかがよく分からないのですが。
『古文単語の整理法』
(学研)
高2〜高3  レイアウトが非常に見にくく、どうでもいいことをたくさん書いてて肝心な部分を埋もれさせているという、全く整理法になどなっていない凶悪な単語帳です。 これを読むくらいなら最初から辞書を読むほうがマシだという気がします。しかし困ったことに、他の進学校でも採用している所がけっこうあったとか。
『新明解古典シリーズ 徒然草』
(三省堂)
高1  新明解古典シリーズは、読み込み用の参考書としては有名です。 徒然草はレベルとしてはそう高くないので、古文をそこそこやっている人ならばそう苦もなく読めるでしょう。
『新明解古典シリーズ 更級日記・和泉式部日記・紫式部日記』
(三省堂)
高2  3種類の日記物を掲載した読み込み用の参考書です。 源氏物語あたりに入る前には読んでおきたいレベルでしょう。 余談ですが、先生はこのシリーズのことを「赤本」と呼んでいたのですが、それはちょっと違うような。
『新明解古典シリーズ 枕草子』
(三省堂)
高3  源氏物語は一応授業で扱っていたので、高3の読み込み課題は枕草子でした。 しかし、このシリーズの源氏物語を自分で購入して読み込んでいた生徒は多かったような気もします。
『最強の古文』
(Z会出版)
高3  本文の難解さだけでも最近の傾向を大きく外していますが、異様に細かい上に数も多い設問や解法よりトリビアを多く収録した解説は明らかに受験レベルを超えています。 問題の傾向としても全く国公立向けではありません。私大文学部、もうちょっと言えば国文科志望の古文マニア向け。

ラ・サールの漢文

 漢文がスタートするのは中3の後半からです。句法整理後教科書や問題集を読み進めていきました。 高3ではひたすら東大型の演習。現代文の課題で漢字や語句を散々暗記させられるので、 それを利用して漢文も強くしておけば東大国語で稼ぐのも夢ではありません。


教材名 使用時期 レビュー
『力をつける漢文習得編』
(数研出版)
中3後半  句法のまとめと練習問題が載っている薄いテキストです。学校の授業で使用するテキストとしては普通の選択と言えるでしょう。 ただ解説が載っているわけではないので、教師による的確な指導を必要とします。 どうせ授業で使用するのですから、そこについては何の問題もないはずですよね?
『力をつける漢文実践編』
(数研出版)
高1  習得編と同じように考えてこのテキストに取り組むと大変なことになります。 表紙のとっつきやすさとは裏腹にレベルが高いのです。 習得編の後にやらせるのはちょっと無茶かもしれません。 こういう無茶なことをやらせるのも特徴と言えば特徴なのでしょうね。
『新漢文 問題130選』
(日栄社)
高2〜高3  130もの問題があるテキストです。 漢文でここまで分厚いものをやらせることについて違和感を覚えるかもしれませんが、 東大は漢文の配点が高いのでこのくらいやっても無駄にはなりません。 東大を明確に意識したカリキュラムを組むからこそ扱う教材なのでしょう。
『漢文道場』
(Z会出版)
高2〜高3  基本的な知識を整理しつつ量をこなせる、非常にいいテキストです。 編集方針やレベルから言って、130選より前に使った方が良かったのかもしれません。

ラ・サールの地学

 中学の時点で既に高校の教科書を使用します。中学でも扱える内容ですからね。


教材名 使用時期 レビュー
『地学虎の巻』
(オリジナル)
高3  ドラゴン桜が『阿院の地学』ならば『地学虎の巻』です。 こんな教材名、聞いたことがないでしょう。それもそのはず。この教材は完全にオリジナルのものです。 そもそも地学は教材自体が非常に少ないので、オリジナルテキストが威力を発揮するのです。

ラ・サールの世界史

 中学の授業では世界史Aの教科書に沿って進み、授業の最初に毎回小テストが行われていました。

高2〜高3の授業では通史とテーマ史を扱いました。センター対策は優良だったのですが、東大対策は弱いという感じです。 論述の添削も行っていたようですが、採点が甘いのであまり当てにならないとの説が。


教材名 使用時期 レビュー
『詳説世界史B』
(山川出版社)
高2〜高3  ご存知、山川の教科書。教師は「とにかく教科書を読め」が口癖でした。 「センターは教科書を20回も読めば解ける」というのは まさにその通りです。しかし、東大対策はどうすれば…。
『世界史論述問題集』
(山川出版社)
?(文系)  これも世界史の論述本としては有名です。 配布されたはいいのですが、使用法や使用時期についての指示出しは一切なく、 テスト範囲にされることもありませんでした。 配るからあとは勝手にやって下さい、という状態でした。
『各国別世界史ノート』
(山川出版社)
無(文系)  国公立向けのテキストです。これは別に配られたわけではありません。 先生が授業中に何度か推薦教材として挙げただけです。 「よく『世界史って何をやればいいんですか』って聞かれるんだけど、僕には良く分からないんだよなあ。 一応こういうテキストがあるんだけども、あのーやりたい人は勝手にやって下さい」とのこと。

ラ・サールの日本史

 中学の授業では高校入試を若干越えた内容を扱い、さらにそれに並行して旧国名の暗記を行いました。

 高校の授業では、古代〜近世は細かい知識まで入らずに流れ重視でやっていた一方で、 近・現代はプリントを使い、やや細かい知識にまで入り込んでやっていました。 また授業中に頻繁に史料集を用いたり「石橋湛山評論集」の一部を読んだりすることで 東大入試において史料が出た際に対応出来るように訓練していました。 授業が近・現代まで終わった後は、東大の過去問演習をかなり古い年度から行いました。


教材名 使用時期 レビュー
『問題演習 日本史』
(数研出版)
高2〜高3  私大総合型の問題集です。やたらと問題量が多い。 明確に東大を意識した授業の進め方をしているのにも関わらず、 あえてこの問題集を使っていた意図は何かと言うと、先生の「問題文を読むことで力がつく」 「1000題解けばどこにでも受かる」という名言に集約されているのではないでしょうか。
『詳説日本史B』
(山川出版社)
高2〜高3  有名な山川出版社の教科書ですが、渡されただけで授業では特に指示を出されていませんでした。 しかしテストではしっかり教科書の穴埋めが出題されていました。
『各国別世界史ノート』
(山川出版社)
無(文系)  国公立向けのテキストです。これは別に配られたわけではありません。 先生が授業中に何度か推薦教材として挙げただけです。 「よく『世界史って何をやればいいんですか』って聞かれるんだけど、僕には良く分からないんだよなあ。 一応こういうテキストがあるんだけども、あのーやりたい人は勝手にやって下さい」とのこと。