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概要

中1で国文法を扱い、中2から古文を始めています。5年間も古文をやったのに古文の平均点が他の進学校より悪かったとか、文系より理系の方にいい教師が当てられたため理系の方が古文の平均点が 高くなってしまったとかいうように、問題は山積していました。

授業の進め方としては中2で厚い文法教科書を一冊やり、中3で簡単な説話集を扱いました。 高1からは教科書。授業とは別に単語帳と読み物が課題として出されるようになりました。 不思議なことに、受験期になっても授業中に一切演習を行いませんでした。


『シグマ標準古文単語』(文英堂)
使用時期:高1

高1でやらせる単語帳としてはごくごく標準的なレベルです。 何故この後にあの単語帳が来るのかがよく分からないのですが。


『古文単語の整理法』(学研)
使用時期:高2〜高3

レイアウトが非常に見にくく、どうでもいいことをたくさん書いてて肝心な部分を埋もれさせているという、全く整理法になどなっていない凶悪な単語帳です。これを読むくらいなら最初から辞書を読むほうがマシだという気がします。 しかし困ったことに、他の進学校でも採用している所がけっこうあるとか。


『新明解古典シリーズ 徒然草』(三省堂)
使用時期:高1

新明解古典シリーズは、読み込み用の参考書としては有名です。 徒然草はレベルとしてはそう高くないので、古文をそこそこやっている人ならばそう苦もなく読めるでしょう。


『新明解古典シリーズ 更級日記・和泉式部日記・紫式部日記』(三省堂)
使用時期:高2

3種類の日記物を掲載した読み込み用の参考書です。 源氏物語あたりに入る前には読んでおきたいレベルでしょう。 余談ですが、教師はこのシリーズのことを「赤本」と呼んでいたのですが、それはちょっと違うような。


『新明解古典シリーズ 枕草子』(三省堂)
使用時期:高3

源氏物語は一応授業で扱っていたので、高3の読み込み課題は枕草子でした。 しかし、このシリーズの源氏物語を自分で購入して読み込んでいた生徒は多かったような気もします。


『最強の古文』(Z会出版)
使用時期:高3

本文の難解さだけでも最近の傾向を大きく外していますが、異様に細かい上に数も多い設問や解法よりトリビアを多く収録した解説は明らかに受験レベルを超えています。問題の傾向としても全く国公立向けではありません。私大文学部、もうちょっと言えば国文科志望の古文マニア向け。