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合格体験記 九州大学医学部医学科 Hさん(愛光高校)

 高3の冬、受験直前期にセンター模試の結果が悪く、自分で勉強することが不安になった私はGLS予備校にお世話になろうと思いました。 それまで、地元の数学の個人塾には通ってましたが、それ以外の教科は、ほぼ学校の授業だけで勉強していました。

 高3の12月の中旬頃から先生には指導していただいたのですが、1月末まで学校があったため、実際に校舎でお世話になったのは2月からでした。


 センターに関して、私が苦しんでいたのは主に物理と地理でした。 物理は点数の振れ幅が大きく、また、地理はなかなか点が取れず5,6割しか取れていませんでした。そんな私に対する先生のご指導は、どちらも基礎や知識を詰め込むことでした。

 特に、物理に関しては、今まで何となく解いてきて、何となく点が取れていたため、基礎を徹底することを考えたことはありませんでした。 指導に従い、基礎を徹底的に詰め込み、その結果、センター自己採点では地理は8割を超え、物理は満点を取ることができました。


 九大医学部は、今年までセンターで生物が必須でした。センターを物理・生物で受けることにしていた私は1ヶ月半程、化学に全く触れていませんでした。

 12月の時点で、センターまでの指導、またその後の2月に入るまでの指導はいただいていたので、センター後はそれに従い、忘れかけていた化学の知識の詰め、また化学同様にほぼ手をつけず、感覚の鈍っていた数Vを徹底的に勉強してました。 化学の知識の詰め込みには結構時間がかかり、結局、過去問演習に入ったのは試験2週間程前でした。

 高3の夏には過去問演習はしないほうが良いという意見を聞いていたこともあり、それまで特に過去問演習はしていませんでした。 (とはいうものの、夏に過去問演習をした方が良いという意見も聞きましたが、私の場合はどうするか悩んでいるうちに夏が終わってしまいました…)


 過去問演習を進めていく上で、英語は比較的安定していましたが、数学・理科が思うように取れていませんでした。 数学に関しては、ほったらかしにし過ぎて感覚がまだ戻りきれていないのだろうとの先生の見立てにより、過去問演習に加えて、九大模試の数学の過去問を並行して解きました。 理科に関しては、物理・化学のどちらも問題が非常に難しいというわけではなかったのですが、知識の穴やケアレスミスによる失点がとても多かったです。

 知識の穴は知識を詰め込めば何とかなるのですが、このケアレスミスというものはなかなかなくならず、全教科で苦しんでいました。 ミスしたところを紙に書き出し、それを問題を解く前に振り返る事で、ケアレスミスを減らしていくとよいという指導より、ミスを全て書き出し、入試直前にもそれを見ていました。


 受験当日、英語はいつも通りに出来たと思えたのですが、数学が思うように出来ず…試験後に自分が出来ていないのか、問題が難しいかったのか…と不安を感じました。 そのため、先生のところへ行き、話を聞いてもらいました。頼れる先生がいるということは私にとって非常に心強かったです。

 気を取り直して2日目の理科…これもまた思ったほどできた気がせず…試験後に大手予備校の解答速報の評価を見て、自分の解いた感覚と違ったこともあり、試験後はずっと落ち込んでいました。


 ただ後期試験がまだ残っていたので、それに向けて勉強をしていました。しかし、全く勉強に身が入らず…不安になっていた時、『身が入らなくてもその状態で出来る限りのことをすればよい』という先生の言葉を聞いて、安心したのを覚えています。

 先生のご指導は、点数が伸びない原因を的確に指摘し、それに対する効果的な勉強を提示するものでした。 基本家で勉強したい私にとって、指導をもらい、それに従い自分で勉強するGLSのスタイルはとてもあっていたのだと思います。


 最後に、受験まであと2ヶ月半というギリギリの時期に受け入れてくださった先生には本当に感謝しています。ほんの数ヶ月ではありましたが、自分の弱点を的確に把握し、それを着実に潰して行くことができたのはひとえに先生のおかげです。先生が一生懸命に生徒のことを考えている姿を見て、私も頑張ることができました。本当にありがとうございました。