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合格体験記 筑波大学医学群医学類 Hさん(修猷館高校)

 私は高校1年生の春に入塾しました。 柔道部に所属していて、基本的な練習時間は、平日は19時まで、土曜日は午前中でした。 合同練習や試合で土日を使うこともありました。 また、私は高3の初めまでピアノを習っていて、部活から帰って日々練習していました。 睡眠時間は削れなかったので、毎日の勉強時間はあまり長い方ではないと思います。 高3で部活を引退した後は、運動会の幹部を務めたため、受験勉強を本格的に始めたのも遅かったと思います。


 入塾時は、医学部に現役合格したいという思いがあり、熊本大学医学部を志望していました。 高2の終わりに、自分が今後、医学部に行って何をしたいかを考えたときに、スポーツ医学を学びたいと思い、筑波大学を見つけました。 そこから、筑波大学について調べる中で、たくさんの魅力を感じ、進学したいと強く思うようになりました。

 そこで、原田先生に相談したところ、学力試験の推薦入試があり、良い機会になるので受けた方がいいと聞いて受験することにしました。 推薦入試は、11月29、30日にあるので、そこまでに二次の学力をある程度完成しておく必要があることや、早い時期に県外に出て受験することに意味があり、良い経験になると思いました。


 高3で私が苦労したのは、有機化学でした。 もともと、理論化学の理解が甘く、練習量もかなり不足していて、結果が出ていなかったので苦手意識がありました。 有機化学は最初に参考書を見たとき、読むのが辛いくらい、とっかかりが悪かったです。 しかし、授業で説明するという課題をクリアするには、とにかく自分で理解する必要があり、そのためには参考書を読まなければ始まらないので、授業に向けて必死で準備しました。 ここで、根本的に内容を理解してどう質問されても大丈夫というところまで仕上げることがかなり重要です。

 私は化学の苦手から脱却したかったので、しっかりかみくだいて理解するようにしたことで、問題もスムーズに解けるようになり、結果的に化学は入試での得点源になりました。 逆に、中途半端な状態で授業に臨んだところはどの教科でも、ずっと苦手なままになっていたので、常に1回1回の授業を大事にして万全に準備することが大切だと思います。


 今振り返ると、私は、高校3年間を通してずっと時間が十分に無いなかで勉強を進めていました。 心がけていたことは、この1週間で何をすべきかを書き出したりして頭に入れておくことです。 また、勉強と部活に50%ずつの力を注ぐのではなく、時期によって配分を考えるときはあっても、なるべくどちらも100%以上で超集中して臨むようにしていました。 夏休み明けからはGLSの自習室で朝から夜まで勉強することがよくありました。 浪人生の方たちと同じ場所にいることでモチベーションが上がり、捗りました。


 GLS予備校では、今後の道筋をはっきりと示した上で1人1人に合った指導をしてくださるので、自分の勉強が正しいのかを心配することなく、安心して進めることができます。例えば、必要なスキルが足りてないとき、それに応じたテキストを紹介してくださったり、行き詰まったときは、何が原因かを示してくださいました。受験校を選ぶ際は、ただ自分のレベルで決めるのではなく、入試問題との相性についてなども考え、戦略的に入試を攻略するアドバイスを頂くことができ、とても心強いです。私はこの3年間GLS予備校に通って本当に良かったと思っています。