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合格体験記 九州大学工学部地球環境工学科 O君(西南学院高校)

 最初に、自分の思うGLS予備校に通って良かった3点について述べようと思います。

 1.志望大学に向けての自分の弱点の把握と補強法をしっかり先生と一緒に考えることができること

 2.先生の指導、説明がとても的確でわかりやすいこと

 3.自分の性格(悪い部分)を直せるところ


 次に、実際の体験を具体的に書いていこうと思います。

 自分がGLS予備校に入塾したのは部活をやっていたこともあり夏休み手前でした。正直そこまできちんとした勉強もしておらず、「高校受験と同じで夏休み詰めればなんとかなる。」と大学受験を舐めていました。

 当時の成績はというと今思えば九大に受かるのは絶望的な成績をとっており、特に理科はマーク模試で物理化学合計して100点もいかないというものでした。 そこで塾に入ってから夏休みはほとんど理科しかしていませんでした。自分は基本を理解していなかったので本当に0からのスタート、といったものだったと思います。 もちろん理科しかしていなかったわけではなく、英単語の暗記、英文解釈(英文和訳)など夏休みのようにまとまった時間のあるときに効果の出るものをしました。

 夏休みが終わって、最初のマーク模試では夏休み詰めた甲斐あり理科、英語の点数は飛躍的に伸びました。夏休み後は、夏休み中に詰めた知識が抜けないように反復練習をし、プラスで和文英訳のための例文暗記、数学の弱点補強を行い、国語、地理はセンター1ヶ月前から勉強を始めました。


 ここで自分のセンターの点数(自己採点)を記述しておきます。

国語:156/200
数学:162/200(数TA:76/100 数UB;86/100)
英語:174/200(筆記:168/200 リスニング:50/50)
理科:154/200(物理:74/100 化学:80/100)
地理:82/100


 センター後、センター試験の点数が思ったより取れて自分は浮かれていた時期がありましたが、先生に叱責を受け二次の勉強に取り掛かりました。センター前ギリギリまで二次の勉強をしていたこともあり二次知識の漏れはそんなになかった気がします。そこからは一通り二次知識を確認した後、過去問を解き続けました。自分は合計で8年分くらい解きました。 以上が二次試験終了までの体験記です。 ここからは気をつけていたこと、センター直前、二次直前の過ごし方について書いていきます。


<気をつけていたこと>

 まず早起きの習慣をつけることです。 センター試験の開始時間はそこまで朝早くはないですがこの習慣は大事です。人間の脳は起床後3時間で本来の活動ができるようになると言われており、開始時間が理系は10時、文系は9時からということを考えると、最低でも6時には起きておくべきだと思います。

 次に体調管理をしっかりすることです。毎日マスクをつけるくらいの気概で体調管理を徹底してください。 これは個人差がありますが、ルーティーンを作っておくとさらに安心できます。僕は朝起きてカーテンを開けるということをルーティーンにしていました。

最後に誘惑への打ち勝ち方です。読みたい漫画がある、ゲームがしたいなど受験期は誘惑も多いです。 それに打ち勝つには強い心を持つことも大事ですが、大半の人間には限界というものがあります。 そこで自分が実践したのが、週に一日、わざと誘惑に負ける時を少しだけ作るということです。 こうすることで無駄なストレスもたまらず、そういうことがしたいと思う無駄な心も排除されます。 ただ負けすぎはいけません、週に一日、少しだけというのを守ってください。それ以上誘惑に負けたら確実に落ちます。


<センター、二次直前の過ごし方>

 おそらく大半の受験生が気になることだと思います。 自分の場合はセンター1週間前からそれまでの模試で間違った部分の知識の確認、詰め直し、模試の解き直しをし、前日はほとんど勉強せずにリラックスに努めました。 開始直前は自分のことを世界一の天才だと言い聞かせ、自分が解けない問題は誰も解けないと思い込み心に余裕をもたせました。この行為は結構大事です。緊張しません。 当日は1教科終わるごとにトイレで手を洗い気持ちをリセットしてください。


 最後に、これから受験生となる人への言葉を記そうと思います。 受験を舐めないでください。高校受験と比べ物にならないくらい覚えること、することは多いです。舐めてかかったら本当に落ちます。あとネガティブな発言、思考は一切しないようにしてください。これだけで勉強へ向かう心は改善されます。そして自分の最初に決めた志望大学絶対に変えないでください。僕の周りには変えて落ちた人が山のようにいます。初志貫徹してください。


 正確な指導で合格に導き、さらには自分の悪いところさえ変えてくださった原田先生には感謝してもしきれません。短い間でしたが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。